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【社会保険料①】基礎(標準報酬月額の仕組み)

目次

はじめに

社会保険料の仕組みを知らないと、昇給しても転職しても「手取り」が思ったほど増えません。

給与から毎月引き落とされる社会保険料ですが、多くの会社員は「なんとなく引かれているだけ」で、仕組みを深く理解していません。しかし、手取り額は資産形成において最も重要な“土台”です。

社会保険料の仕組みを知ることで、昇給・転職・家計改善の効果を 「額面」ではなく「手取りベース」で正しく判断できるようになります。

社会保険料について、下記3つの記事を読んでみてください

このシリーズでは、 社会保険料の基礎から、昇給時の落とし穴、そして私自身の実例まで、 順番にわかりやすく解説します。流れとしましては下記の3つの記事で進めていきます。

【社会保険料①】基礎(標準報酬月額の仕組み)☜ 当記事はココ!

【社会保険料②】昇給で手取りが減る理由

【社会保険料③】私のケース(等級が跳ね上がった理由)

ではさっそく内容に入っていきましょう!

社会保険料の基礎知識

社会保険料とは、働く人が病気・ケガ・老後などに備えるために、毎月の給料から支払うお金のことです。

会社員の場合は 会社と自分が半分ずつ負担する 仕組みになっています。

主に次のようなものがあります。

健康保険

厚生年金保険

介護保険(40歳以上)

雇用保険

このシリーズ記事「社会保険料①②③」では、 会社と従業員が“ほぼ半分ずつ負担する”健康保険と厚生年金保険の2つを中心に解説します。 (※雇用保険は負担割合が異なるため本シリーズの対象外です)

そもそも社会保険料はどのように決まるのか

社会保険料は、その月の残業代や手当によって毎月変わるわけではありません。 健康保険と厚生年金は 「標準報酬月額」 という金額を基準に計算されます。※

標準報酬月額とは?

4〜6月の給与平均を“等級”にした社会保険料の計算用の給料ランクであり、健康保険や厚生年金保険の社会保険料を計算するための基準額となります。

※賞与(ボーナス)は標準報酬月額には含まれません。賞与は別枠で社会保険料が計算されます。

この等級が決まると、 9月から翌年8月までの1年間は、その等級をもとに社会保険料が固定されます。

健康保険と厚生年金の保険料が、4〜6月の給与平均を等級化した標準報酬月額で決定される仕組みを説明するフロー図。

標準報酬月額に含まれる主な給与

標準報酬月額は「労務の対価として継続的に支払われるもの」が対象です。
具体的には次のような給与が含まれます。

基本給

残業手当(時間外・深夜・休日手当)

各種手当

  • 通勤手当
  • 住宅手当
  • 家族手当
  • 役職手当 など

標準月額算定表のリンクはこちら ※都道府県を選択してください。算定表内容が異なります。

令和8年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表

※本表は協会けんぽ(東京都)の最新データをもとに、当サイトで再構成しています。

低収入、高収入関係なく、健康保険による待遇は同じなのか?

健康保険の「基本的な医療サービス」は、高収入でも低収入でもほぼ同じです。

例えば、病院での診察・入院・手術・薬の処方などについては、加入している健康保険の対象であれば同じように受けられます。そのため、月収20万円の人、月収50万円の人であっても、同じ治療を受ければ基本的な保険給付は同じです。ただし、全く同じではありません。

① 傷病手当金

病気やケガで長期間働けなくなったときに支給される傷病手当金は、給与水準が高い人ほど多くなります。

休職時に受け取れる金額が変わります。

② 出産手当金

会社員が出産で休業した場合に受け取る出産手当金も、標準報酬月額を基準に計算されるため高収入の方が多くなります。

③ 高額療養費制度

自己負担額の上限も一律ではありません。実は、高所得者ほど自己負担上限額が高く設定されています。そのため、低所得者は上限が低い・高所得者は上限が高いという仕組みです。

個人的な感想

ただし、上記で長々述べましたが、私は「この保険料が安いからといって必ず得ではない」というのには否定的な意見を持っております。それは高所得者に対して保険料を払わる言い訳に過ぎないのではと個人的に思います。

①~③について普通に考えると日常の生活で密接にかかわっている訳ではございません。中所得者以上の人間にとってはそんな金を納めるくらいならその分もらったものを自分で投資で管理する方が100倍いいのではと私個人的には思います。

引き続き保険料に関する別記事もご用意しておりますが、少しでも保険料を抑えるために私が経験した事から工夫できる内容を述べております。会社員で社会保険料を支払う方全てのみなさんに関係してくるお話ですので、是非以後の記事もご覧になられたらと思います。

※厚生年金については保険料を支払った分、年金も優遇を受ける事にはなっておりますが、そうだとしても支払いための給与額のレンジ幅というものが存在しますので、どちらにしましても有益性のある記事にはなっているかなと思っております。

まとめ

社会保険料は、病気や老後の生活を支えるための保険料です。

・毎月の給与から控除される

・健康保険と厚生年金は会社が半分程度負担する

・社会保険料は標準報酬月額で決まる

・通常は4~6月の給与平均を基準に見直される

・保険料が高いほど将来の保障も手厚くなる傾向がある

社会保険料の仕組みを理解することで、給与明細に記載されている控除額の意味や、昇給・残業が保険料に与える影響を理解しやすくなります。

この記事①では一般的な社会保険料の説明をさせていただきました。

記事②では具体的に算定表を使って社会保険料を確認してみましょう!

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この記事を書いた人

30代後半の会社員。
再現性重視の資産形成で、45歳セミリタイアを目指しています。
メーカー勤務・子育て世帯でも無理なく続けられる“堅実な資産形成”を発信中。

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